なぐりがきれぽ
延長したかったけど結局3冊貸りていた本を返しに歩いて図書館に。
ひとりで朝から歩くの、この冷たい気温も相まっていい時間だったな
それで返したついでに何冊か適当に読んでたら、[自分はバカかもしれないと思ったときに読む本]っていう題名の本をざっと読み切ってしまって、
返却してすぐ帰る予定だったけど図書館の雰囲気といいこういう場所が好きだから午前中が終わったよね。
その本、14歳向けとかなんだけどすごい今の自分のためになるようなことが書いてあって
学生の時も、周りの友達よりも自分は社会で生きてくスペックが低いのかな、自分って怠け癖もあるし駄目な人間なんだな、とか心の底では思っていて
実際今の仕事では一人前にはまだ程遠いし、もしかしたら何年やり続けても自分はなれないんじゃないかな、って毎日思う。
でもその本には、馬鹿なんてことはただの決めつけであって、目標設定があってそのために何か積み重ねて成果があげられてない状態なだけ、と大まかな要約なんだけど
たしかに小学生の頃はかけ算99だったり漢字の読み書きだったりできる子とできない子ってけっこう差ができてたし、できない子=馬鹿っていう目でみんなからそう思われてたかもしれない。
もしかしたら練習をさらに続けてたり、アプローチを変えて良い点数が取れて、頭が良い子だと思われて周りの目がガラッと変わることだって全然あり得たよね
それで勉強にしても運動にしても、なにかを習得するのには決してかけた時間と比例関係にはならないという。必ず熟成の期間があって、その期間がしんどいのだけれど
急にスッとできる、習得できるようになるのだと。グラフにするなら階段みたいな。
でもその時がいつ来るかがほんとに果てしないよね。突然できるように、なんて何十年なら根気が持たん。
そうなる前にやめてしまうと出来ないままで終わってしまって何も残らない。つまり努力に費やす時間は必要不可欠なんだね。
プロアスリートやピアニストはおよそ一万時間をかけて次元をこえたパフォーマンスを職にできてるけど、毎日3時間、1ヶ月100時間それを何十年とやり続けると思うと本当にしんどいな。
自分も仕事を含めて、できるようになりたいことがいくつがあって。
その本にはやり続ける上でこうしたら頭の良い人に近づけることがまとめてあったから忘れないうちに書く。
・思い込みで物事を1つの視点で考えない
・濫読すること
・こだわりをもつこと
・集中する時間をもつこと
・成果が出ないなら別の環境に自分を置いてみる
(何かしたらの理由がある)
・楽しみをもつこと
・成功してる人は根気がある人が多い
こだわりとかあまりなくて、何でもいいや〜っていうのが多かったけど持つようにしてみる
環境ってあるけどこの本の著者の体験談も面白かった。置かれる環境とかその時の先生ってほんとにその人の人生左右する。
著者が小学生で外国にいた時は必死に英語に慣れようとしてたのに、今度は日本に帰ってきて、漢字できなくてちゃんとできるように追いつくように勉強したのはシンプルにすごいと思ったし、著者さん大変だなあ、と笑
自分だったら放棄しそう。笑
最近はお仕事続けていく自信が湧かなかったし、ネガティブなことばかり考えちゃってたけど
コツコツやっていき続けないとわからないし、
自分がどこまで出来る人間かって結果にならないと見えてこないよね
物事は結果論でしか計れないっていうのは大げさなんだけど後々になって、あの時はああだったから仕方なかったよ、みたいに思うことが多くて。
今してることがそういう後悔じゃなくて、いつか身になるための糧につながったらいいのにね
そうなるよう頑張るけどさ、
努力は必ず報われるって言葉、嫌いなんだよね
自分が報われるほど頑張ってないからかもしれないけど、ちょっと違うと思ってしまう。
それを言う人って成功者側じゃん、
こっち(報われてない側)は、努力していく中でどうやったらそっちに行けるのかが知りたいのに、
極論、必ず報われるって。
嘘つくなよっておもうよ
せめて必ずはつけない方がいいと思うし
保証がないのもわかってるし
どうやって、なんて誰かに聞くのが間違いなのもわかってる
でも報われた人がいる中でどのくらいの人が諦めていったんだろうって
考えるけど、数値化して見たいものじゃないかな
だから自分は、報われたいとは思うけどその言葉には縋らないな。
この本とかビジネス本とか読んだ方がずっと身のためになるしさ、
いやに現実的だよね自分って。
読み終わったあと、
少し地に足が着いた気がしたもんね、笑
また図書館いきます ^ ^